きゅぽきゅぽの調べに乗せて

731 母の日記

 

今日、台所でお味噌汁を作っていたら、突然背後から夫が抱きしめてきたの。「きゅぽきゅぽ」と鍋が煮えている中、二人でゆっくりと踊ったわ。なんだか若かりし頃を思い出して、胸がドキドキ。

 

81 父の日記

 

妻の寝顔を見ていたら、「ずっぴゅんこ」と可愛らしい寝言。思わず頬にキスをしてしまった。彼女の髪から漂う香りに、また恋に落ちる。

 

82 母の日記

 

夫とざる蕎麦を食べに行ったわ。お互いの目を見つめながら、「どっぴゅんこ!」とつゆをすすり合う。なんだかドキドキして、顔が赤くなってしまった。

 

83 父の日記

 

妻と手をつないで公園を歩いた。風に揺れる木々が「きゅぽきゅぽ」と音を立てる中、彼女の柔らかな手の感触に心が躍る。まるで初デートのよう。

 

84 両親の共同日記

 

私たちは今、愛のざる蕎麦の上にいる。

きゅぽきゅぽ...カチカチ...どっぴゅんこ!

現実も夢も関係ない。ただ、二人で過ごす時間が愛おしい。

息子のおかげで、新たな愛の言語を見つけられたみたい。

明日も明後日も、きっときゅぽきゅぽな日々が続くわ。