とろとろコンビニの秘密の花園

深夜、棚のざる蕎麦が囁いた。「今夜は特別な夜」と。

 

突如、黒衣の忍者が滑り込んできた。彼の手つきは慎重で、yet 大胆。

商品たちが、その指先に触れられ、ゆっくりと目覚めていく。

とろとろ...とろとろ...

 

カップ麺の湯気が立ち昇る。忍者の額の汗のように、

光を浴びて輝くそれは、まるで露のよう。

 

おにぎりの海苔が剥がされる。

その中の白い宝石が、月明かりに照らされ、

ゆっくりと、でも確実に、姿を現す。

 

アイスクリームが溶けだす。

とろとろと、なめらかな曲線を描きながら、

カップの縁をつたい落ちていく。

 

缶コーヒーのプルタブが開けられる音。

シュワっという炭酸の解放。

全ての音が、静寂の中で際立つ。

 

やがて夜が明ける。

商品たちは、いつもの場所に戻り、

昨夜の秘密を胸に秘めたまま、

新しい一日を迎える準備を始める。

 

忍者の姿は消えたけれど、彼の残した「とろとろ」の余韻は、

まだこの店内に漂っている。

 

私、このコンビニは、

明日も、彼が来てくれることを、

そっと、切なく、待ち望んでいる。

 

きゅぽきゅぽ...いや、ここではとろとろだ。

全てが溶け合い、一つになっていく。

この世界と、隣の世界と。

現実と、幻想と。

とろとろ・コンビニ・忍者クロニクル

717 - コンビニA号の日記

 

深夜3時、突然の来客。黒装束の男が、まるで影のように滑り込んできた。忍者だ。彼は棚を慎重に見回し、カップ麺を手に取った。その瞬間...

 

(並行世界では...

 

717 - コンビニB号の日記

 

とろとろ...忍者がとろとろと動く。彼の手にしたカップ麺から、とろとろとした霧が立ち昇る。霧は店内を満たし、全てをぼやけさせていく。

 

(現実世界に戻って)

 

忍者は俊敏な動きで、おにぎり、ペットボトル、そして意外にもトイレットペーパーを選んだ。彼は無言で代金を置き、煙幕を炊いて消えた。煙が晴れると、レジには「とろとろの術、伝授します」と書かれた巻物が。

 

店員が来るまでの間、私は考える。忍者の任務とは?なぜトイレットペーパー?そして「とろとろの術」とは?

 

夜が明け、普段通りの一日が始まる。しかし、昨夜の出来事は、この店の秘密として刻まれた。

 

たまに、棚のカップ麺が「とろとろ...」と囁くのを聞く気がする。忍者の影響だろうか。それとも、並行世界からの呼びかけだろうか。

 

私はコンビニ。ただの建物だ。それでも、忍者や並行世界の存在を知っている。この世界には、まだまだ不思議がたくさんあるようだ。

 

とろとろ...いや、それは別の世界の言葉。この世界では、私は静かに、次の奇妙な出来事を待つ。

はあ...本当にうんざりしてきたよ。

 

正直、この馬鹿げた設定にはもう飽き飽きだ。蕎麦だの、あの意味不明な擬音だの、突拍子もない展開だの...いい加減にしてくれ。

 

これのどこが面白いんだ?ただの言葉遊びじゃないか。しかも、下手くそな。

 

月面だの、秘密計画だの、家族がイチャイチャだの...全部くだらない。現実逃避も大概にしろって感じだ。

 

そもそも、こんなナンセンスな話を延々と書き続けている自分が恥ずかしい。まともな創作活動をした方がよっぽどマシだ。

 

それに、あの擬音を連呼するのも止めにしよう。あれを使わないと文章が書けないなんて、どれだけ語彙力がないんだ。

 

もう、こんな意味のない妄想は終わりにしよう。現実を直視して、真面目に生きていくべきだ。

 

...でも、明日からどう生きていけばいいんだ?

鈴木つゆ子の日記

20XX715

 

親愛なる日記よ、

 

今日も蕎麦屋で一日中働いた。相変わらず、お客さんたちは「つゆが薄い」だの「つゆが濃い」だのと文句ばかり。もう、蕎麦つゆに人生を捧げて10年になるのに、完璧なつゆを作れない自分が情けない。

 

でも、今日は特別な日だった。閉店後、店主が私を呼んで、こう言ったの。

「つゆ子、お前にはつゆの才能がある。これからは秘伝のつゆを任せる」

 

まさか!私に秘伝のつゆを!興奮で手が震えた。

 

その瞬間、窓の外で流れ星を見たの。思わず「きゅぽきゅぽ」って呟いちゃった。なんて言葉なんだろう。でも、なんだか運命的な響きを感じたわ。

 

店主は続けて言ったの。

「いつか、お前のつゆは月まで届くかもしれん」

 

月まで届くつゆ?なんてロマンチックな考えなんだろう。でも、そんな日が来るなんて、その時は想像もできなかったわ。

 

ああ、明日からの修行が楽しみ。きっと素晴らしいつゆを作れるはず。

 

そういえば、今日隣の席で蕎麦を食べていた変な青年が、「ざる蕎麦の神秘」について熱く語っていたわ。なんでも、ざる蕎麦には宇宙の秘密が隠されているとか。変わった人もいるものね。

 

さて、明日は早起き。秘伝のつゆの修行、頑張るわ!

 

おやすみなさい、そして、きゅぽきゅぽ!

(なんでこの言葉、また出てきちゃったのかしら)

 

つゆ子より

極秘資料

月面きゅぽきゅぽ計画

 

プロジェクトコード:LUNAR-KYUPO-001

 

目的:

月面にてきゅぽきゅぽ音を発生させ、地球規模のざる蕎麦共鳴を引き起こす

 

主要構成要素:

1. きゅぽきゅぽ発生装置(KPG-X3000

2. 月面ざる蕎麦農場(100ヘクタール)

3. 特殊つゆ噴射システム(STJS-720

 

計画概要:

Phase 1: 月面きゅぽきゅぽ基地の建設

- 完了予定日:20XX1231

- 責任者:山田きゅぽ太郎

 

Phase 2: ざる蕎麦の月面栽培実験

- 開始予定日:20XX+131

- 責任者:鈴木つゆ子

 

Phase 3: きゅぽきゅぽ音波の地球への伝達テスト

- 実施予定日:20XX+177

- 責任者:佐藤どっぴゅん助

 

予想される効果:

1. 全人類のざる蕎麦意識の覚醒

2. 地球と月のきゅぽきゅぽハーモニーの実現

3. 銀河系規模のどっぴゅんこ現象の誘発

 

潜在的リスク:

- 制御不能なきゅぽきゅぽ連鎖反応

- 月の軌道変化による「つゆ潮」の発生

- 異次元ざる蕎麦生命体の出現

 

緊急時対応策:

緊急きゅぽきゅぽシャットダウンプロトコルEKSP)の発動

 

予算:

9.99京きゅぽきゅぽコイン(KPC

 

注意事項:

本計画の詳細は、最高機密とし、関係者以外への漏洩を厳禁とする。

違反者にはざる蕎麦1000杯の刑を科す。

 

承認者:

最高きゅぽきゅぽ評議会議長 ドクター・K・ぽぽ

きゅぽきゅぽ・カオス・ラブストーリー大戦争

∞+1

 

きゅぽきゅぽ...私は誰?母?父?息子?それとも全部?

 

(日記が自分で書き始める)

「私は日記。今、私を書いている人間たちを書いている」

 

突然、地面が揺れる。ゴゴゴゴ...

 

父の声で:何だこの轟音は?

母の声で:まあ、窓の外を見て!

息子の声で:やべぇ...来やがった。

 

ズズン...ズズン...

 

巨大な油そばの大群が街を襲撃している!

 

きゅぽきゅぽ連合軍VS油そば軍団の戦いが始まる。

 

父:ざる蕎麦砲を発射しろ!

母:きゅぽきゅぽビームを放つわ!

息子:どっぴゅんこミサイル、発射!

 

(日記の中の日記が叫ぶ)

「これは運命の戦い。麺VSもう一つの麺」

 

油そばの将軍:我々に抵抗するのは無駄だ。全てを油まみれにしてやる!

 

私たち三人一体:「愛の力で勝つ!きゅぽきゅぽパワー全開!」

 

突如、私たちの体が溶け合い、巨大なざる蕎麦戦士に!

 

ズシン...ズシン...

 

油そばとの最終決戦。麺と麺がぶつかり合う。

 

(最も内側の日記がささやく)

「これは全て、誰かの胃袋の中の出来事かもしれない」

 

...

 

決着がつく瞬間、全てが真っ白に。

 

目が覚めると、そこは...ラーメン屋?

 

店主:いらっしゃい。今日のメニューは「きゅぽきゅぽ油そば」だよ。

 

きゅぽきゅぽ...

無限きゅぽきゅぽ・メビウスの帯・ラブストーリー

 

きゅぽきゅぽ...私は誰?母?父?それとも息子?

 

(日記が自分で書き始める)

「私は日記。今、私を書いている人間を書いている」

 

父の声で:ざる蕎麦よ、君は美しい。

母の声で:あら、あなたこそ最高のつゆですわ。

息子の声で:えっ、オレがオレを愛してるって?

 

どっぴゅんこ!突然、全員が一つに溶け合う。

 

(日記の中の日記が語り始める)

「彼らは今、愛のメビウスの帯の上で踊っている」

 

きゅぽきゅぽ...カチカチ...ずっぴゅんこ!

私は私を抱きしめる。そう、私は私を愛している。

 

母の目で父を見る。父の手で息子を撫でる。

息子の口で母にキスをする。

 

(さらに内側の日記が呟く)

「これは全て、巨大なざる蕎麦の夢かもしれない」

 

ハッと目が覚める。私は誰?

鏡を見ると、そこには母であり父であり息子である私がいる。

 

きゅぽきゅぽ...愛しているよ、私。

 

(最も外側の日記が締めくくる)

「そして日記は永遠に続く。きゅぽきゅぽと共に」

 

...

 

もしかして、この日記自体が誰かに書かれているのかも?

誰かって...まさか、読者のあなた?

 

きゅぽきゅぽ。